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ダイヤモンドの結婚指輪はいくらで売れる?

ダイヤモンドの結婚指輪はいくらで売れる?

結婚指輪を売ろうとしたとき、「このダイヤは小さいのでほとんど価値がありません」と言われたら、そのお店を疑った方がいいかもしれません。なぜなら、ダイヤモンドはどんなに小さくても、ほかの宝石よりも人気と価値がある貴重な宝石だからです。

私が夫と離婚して結婚指輪を売ろうとしたとき、初めて査定してもらった質屋で大幅に値引きされてしまい、がっかりしてそのまま家に帰りました。家に帰ってもショックな気持ちが抑えられず、結婚指輪を高い価格で売るためのコツを調べてみると、ダイヤモンドについていろいろな情報を集めることができました。

ダイヤモンドの結婚指輪や婚約指輪は、中古品でも人気なので高く売れます。しかし、ダイヤモンドの価値を知っていなければ、買い叩かれてしまうかもしれません。

ダイヤモンドを高く売るためには、自分の結婚指輪にあるダイヤモンドの価値を知りましょう。そこで、ダイヤモンドがいくらになるか正しい相場の調べ方など、高値で売るために必要な情報をまとめました。あなたのダイヤモンドを賢く売るためのコツをご紹介します!

ダイヤモンドはどの宝石よりも価値がある理由は?

現在、宝飾品で使われる宝石の割合は、ダイヤモンドが約70%、ルビーとサファイアがそれぞれ約10%、エメラルドが5%と言われています。圧倒的にダイヤモンドが人気の宝石ですが、採掘される量は限られています。さらに、採掘されたダイヤモンドの内、約80%は工業用になってしまい、宝飾品として使われるのは約20%だと言われています。

2015年のダイヤモンドの年間採掘量は、1億2700万カラット(25.4トン:1カラット0.2グラム)でした。この25.4トンから工業用と宝飾品用に分かれるので、宝飾品に使われるダイヤモンドは、約5トンとなります。ダイヤモンドは、人気でありながら採掘量が限られているため、どの宝石よりも価値があるのです。

小さなダイヤモンドも価値があるのはなぜ?

結婚指輪に付いている宝石で、小さなルビーやサファイアなどが埋め込まれていると「この宝石は小さすぎるので価値がありません」と言われることがあります。しかし、ダイヤモンドの場合はたとえ小さくても価値があります。その理由の一つに、デビアスグループの存在があります。

ダイヤモンド業界で最大手の企業と言われているのが、イギリスのロンドンに本社を構えるデビアスグループ(The De Beers Group of Companies)です。デビアスグループは、ダイヤモンドの採鉱、流通、加工、卸売を一手に行うグループ会社です。

20世紀初頭には市場に出ているダイヤモンドの約90%を独占する大グループでした。生産、貿易、販売まで手掛けているので、影響力は絶大です。現在でも、ダイヤモンドの約50%がデビアスグループによるダイヤモンドだと言われています。

デビアスグループによる影響は大きいのですが、一方で1社が独占する特殊な市場だからこそダイヤモンドの価値を守っている結果になっています。

ダイヤモンドの生産量は、ロシアなど新たな国の参入により増え始め、人工ダイヤモンドの技術も向上しています。生産量が増えれば、ダイヤモンドの価値はおのずと下がっていきます。

しかし、デビアスグループによる独占に近い市場では、流通量を調整して販売を行えるので、ダイヤモンドの価値を保つことができます。これが小さなダイヤモンドでも価値が生まれる理由なのです。

ダイヤモンドの査定価格に差があるのはなぜ?

ダイヤモンドの結婚指輪はいくらで売れる?

ダイヤモンドに価値がある理由がわかったところで、今度は実際にダイヤモンドを高く売るためのコツをご紹介します。

ダイヤモンドを売るときに気を付けなければならないのは、お店によって査定価格の差がかなりあることです。ダイヤモンドの価値によっては数十万円の差があることも珍しくありません。「そんな馬鹿な」なんて思うかもしれないのですが、私もびっくりしたほどなのですw

同じダイヤモンドでも査定する店によって査定価格に違いがあるのは、大きく次の3つの理由が考えられます。

ダイヤモンドの鑑定人による違い

ダイヤモンドの鑑定は、宝石や貴金属の鑑定の中でも難しいとされています。そのため、鑑定する人によっては、ダイヤモンドの評価が変わってしまう恐れがあります。とくに、小さなダイヤモンドの評価は大きく分かれます。査定を行うときは、ホームページなどで経験豊富な専門の鑑定人がいるとアピールしている買取店で査定を行いましょう!

販売力に優れているお店は査定価格が高い!

査定した店の販売力によって、査定価格が変わってきます。例えば、高級ジュエリーの再販を得意とするお店であれば、ダイヤモンドやブランド品を高値で買い取ってもらえる可能性が高く、カジュアル向けの指輪やアクセサリーを得意とするお店であれば、ファッション性の高い指輪を高値で買い取る傾向があります。

また、日本の市場だけでなく海外の市場にも販売できる店で査定を行うと、高値で売れる可能性があります。査定を行うときは、まず海外にも販売網を持つ買取店を選ぶと良いでしょう。海外にも販売網を持つ買取店は、ホームページでアピールしているので確認できます。

ブランド品とノンブランド品の違い

ブランド品が使用しているダイヤモンドは、品質の高さに定評があります。ティファニーやカルティエなどの有名ブランドは、各社独自でダイヤモンドの鑑定を行い、高品質のダイヤを選び抜いています。そのため、ブランド品のダイヤモンドというだけでも価値があるのです。

一方でノンブランド品の場合は、ブランド品よりも安くなってしまうことがほとんどです。しかし、ノンブランド品の再販を得意とするお店もあります。結婚指輪や婚約指輪に名前などの刻印があってもきれいに磨き、加工・リメイクなどを行って再販します。

ノンブランド品でも高値で買い取ってくれるお店は、ホームページにノンブランドでも高く買うことや、名前入りなどの刻印や傷があっても値引きしない、指輪のリメイクを得意としているといったことが書いてあります。

鑑定書の読み方を覚えて相場を確かめよう!

鑑定書がないとダイヤモンドを査定できない?

ダイヤモンドを購入すると、鑑定書が付いてきます。鑑定書には、ダイヤモンドを4つの項目から評価した結果を記しています。

この鑑定書の読み方がわかると、自分の指輪の価値がすぐにわかるので、ぜひ覚えておきましょう!

ダイヤモンドの鑑定書には何が書かれている?

ダイヤモンドは、「4C」と呼ばれる4つの項目を鑑定し、その総合評価で価値を決めています。

Carat(カラット:重さ)

1カラットは0.2グラムです。カラット数が大きければ大きいほど高値で売れます。小さなダイヤモンドをちりばめている指輪は、全てのダイヤモンドを合わせた総カラット数で評価されます。

Color(カラー:色)

ダイヤモンドの色を評価しています。ダイヤモンドによっては、黄色味を帯びているものがあります。無色であるほど高値になります。Colorの評価は「D」が最高評価を表し、「E」~「Z」の順で評価が低くなっていきます。

Clarity(クラリティ:透明度)

ダイヤモンドの石の中に含まれている不純物や傷の多さを評価しています。不純物や傷が少ないほど高い評価になります。最高評価は「FL」となり、以下は「IF」「VVS1」「VVS2」「VS1」「VS2」「SI1」「SI2」「I1」「I2」「I3」の順で評価が低くなります。

Cut(カット:形状)

ダイヤモンドの輝きやきらめきを評価しています。ダイヤモンドに光を当てたときの輝き方で評価が決まります。

最高評価は、「Excellent(エクセレント)」になります。このエクセレントの中でも4つの評価があり、最も評価が高いダイヤモンドは「3EX H&C(トリプルエクセレント・ハート&キューピット)」となります。そのほかは、「H&C EX(ハート&キューピット・エクセレント)」「3EX(トリプルエクセレント)」「Excellent(ノーマルエクセレント)」という順になります。

エクセレント以外の評価は、「Very good(ベリーグッド)」「Good(グッド)」「Fair(フェア)」「Poor(プアー)」の順で評価が低くなります。

ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書を間違えないようにしよう

ダイヤモンドを購入すると、「鑑定書」の他に「鑑別書」も付いている場合があります。「鑑別書」は、どのような宝石が使われているか、天然石なのか、人工石なのかを証明するものです。

ダイヤモンドの評価は、「鑑別書」では証明できないので間違えないようにしましょう。

ダイヤモンドの買取価格表でいくらになるか調べよう

買取店によっては、インターネットでダイヤモンドの買取価格表を掲載しています。ダイヤモンドの査定を行う前に相場を知ることができるので、複数の買取価格表をチェックしておきましょう。

買取価格表は、「4C」で評価する「Carat(カラット:重さ)」「Color(カラー:色)」「Clarity(クラリティ:透明度)」「Cut(カット:形状)」の評価に合わせて買取価格が分かるようになっています。鑑定書にある各項目の評価と買取価格表を比べてみましょう。

シミュレーションツールを試してダイヤモンドの相場を知ろう

買取店のホームページには買取価格表の他に、「カラット」「カラー」「クラリティ」「カット」の評価を入力すると買取価格を調べられるシミュレーションツールがあります。実際に、同じ条件で4社の買取店の買取価格を調べてみました。

【ダイヤモンドの条件】

  • カラット:0.5カラット(0.1グラム)
  • カラー:D(最高評価)
  • クラリティ:VVS1(最高評価から3番目の評価)
  • カット:Excellent(最高評価)

【各社の買取相場】

  • A社 16万7000円
  • B社 32万円
  • C社 16万363円
  • D社 45万2000円

買取価格はあくまでも目安であり、買取価格を保証するものではありませんが、各社かなりの差があります。店によって数十万以上の差があるのが珍しくないのが、このシミュレーションツールでわかります。

ダイヤモンドがいくらになるか相場を知って無料査定を試そう!

インターネットでダイヤモンドがいくらになるか相場を知っておくと、査定をしてもらうときにとても役に立ちます。

ただ、ダイヤモンドの鑑定書は、購入してから2年以上経ってしまうと、あまり証明にならないと判断するお店があります。そのため、鑑定書があってもダイヤモンドの鑑定を専門的に行っている鑑定人がいる買取店で査定してもらうように注意しましょう。

また、経験豊富な鑑定人がいても、そのお店の販売網によっては査定価格が下がってしまう可能性もあります。そのため、査定はできるだけ複数のお店で行うと良いでしょう。インターネットで高値になりそうなお店を見つけたら、ぜひ無料査定を試してみましょう!

価値のあるダイヤモンドは、売るときにも高値になります。ダイヤモンドがいくらになるか相場を調べたら、無料査定をぜひ試しましょう!


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