離婚した場合の結婚指輪・婚約指輪の処分方法とは？
離婚した後、残された結婚指輪や婚約指輪はどうされていますか？私は、夫との離婚が決まったあとも、しばらくアクセサリーケースの中に入れたままでした。指輪の処分を考えたきっかけは、友達から「結婚指輪でもパッと売って気晴らししてみたら？」と言われたときでした。
私は、その友達の言葉通りに指輪を売りました。何気なく行った質屋さんで、安く買い叩かれそうになりながらも、なんとか高値で指輪を売る方法を見つけて成功しました。すると、離婚した後も前向きになれなかった気持ちが、いつの間にかどこかに消えていました。
残された指輪は、そのままにしておくよりも処分した方がスッキリしますよ！このページでは、実際に結婚指輪を処分した方の声や処分に失敗しないための方法をご紹介します。離婚という難関を乗り越えたのだからこそ、このページを参考にして残された結婚指輪を気持ちよく断捨離しましょう！
Contents
処分方法を決められない結婚指輪・婚約指輪
結婚指輪や婚約指輪は、良い意味でも悪い意味でもいろいろな思い出が詰まっていますよね。そのため、いざ指輪を処分しようと思っても悩んでしまう方が多いようです。私がネットで指輪の処分方法を探しているとき、こんな声を見つけました。
- 捨てようと思うのですが、「ゴミ」として出すことに戸惑ってしまう
- 相手に指輪を返すタイミングを逃してしまった
- 結婚指輪を売るって、非常識になるのかと考えてしまう
どれも、なんとなく悩む理由がわかります…。私も友達から「売れば？」と言われたとき、すぐに「そうだね」と言えませんでした。離婚したことに後悔なんてしていません。なんとなく、それとは別の感情が出てきたのです。友達からは「それが未練なんじゃないの」なんて言われてしまいましたがw
指輪の処分で悩む方は、ひょっとすると私と同じように、何かモヤモヤとした気持ちによって処分に迷っているのかもしれません。だとしたら、そんな方にぜひお伝えしたい！残された指輪を処分すると、それまで悩んでいたことが嘘のように消えてしまいますよ！
失敗しない結婚指輪の処分方法とは？
結婚指輪で失敗しない方法は、まず衝動的な行動を控えたほうが良いです。「要らない指輪だからどうでもいい」と、最初は思っていても、処分した後で後悔してしまうケースが少なくないようです。実際、ネットで指輪の処分に失敗したという声を集めてみると下記のようなものがありました。
- 捨てたときはスッキリしたけど、後から売れば良かったと後悔した
- 結婚指輪を一方的に郵送して相手に返したら、逆に送り返された
- 売った後でもっと高値で買ってくれる買取店を見つけた
実際、私も結婚指輪を初めて売ろうとしたときは、少し投げやりでした。けれどもいざ査定してもらうと、10万円近くしたプラチナ製の結婚指輪が「4000円」と言われたときには、さすがにショックで売るのをやめて、その後高い値段で買取してくれる買取店を見つけました。
「どうでもいい」と投げやりにならないことが大切ですね。
元夫に指輪を返しても大丈夫!?
処分方法に悩むようなら、元夫に結婚指輪・婚約指輪を返す方法もあります。ただし、指輪を返したくても、元夫から返却を拒否される可能性があります。一方的に郵送で送り返したりすると、相手が嫌な気持ちになりトラブルになるかもしれません。
実際、離婚した私の男性友人に「結婚指輪が送り返されたらどう思う？」と聞くと、「かえって辛くなるから嫌だ」「要らない」という答えが返ってきました。もし離婚をしてから時間が経っている場合は、返却しないほうが良いかもしれません。
指輪を捨てるぐらいなら売ってしまおう！
指輪を捨てた方の意見をネットで集めてみると、「気持ちいい」「スッキリした」という感想が数多くありました。しかし、その時の気分は良かったのですが、後から「売るべきだった」と後悔する声も少なくありませんでした。
私も、結婚指輪を捨てるよりも売った方が良いかと思います。その理由は、なんといってもお金になるからですw
私の場合、プラチナ製の結婚指輪を買取してもらったのですが、初めて査定してもらった金額が4000円だったものを、高値で買い取ってくれる買取店を見つけて1万2000円にしました！
1万2000円って、ちょっとした収入ですよね。そう考えると、ただ捨ててしまうよりも売って処分するほうが最善の方法だと思います。
高額な結婚指輪・婚約指輪だとトラブルが多い!?
高価な結婚指輪や婚約指輪の処分では、トラブルが起こることもあるようです。例えば、離婚が成立してから1か月以上経っているにもかかわらず、急に元夫から「指輪を返してほしい」という連絡があったというケースをネットで見つけました。
正直、そんなことを言われても「はぁ？」って思うし、とっても嫌な気分ですよね。そこで、もし結婚指輪を返してほしいと言われたときの対処法を調べました。
指輪の返却を要求された時の対処法は？
夫が妻に結婚指輪・婚約指輪を渡すという行為は、「無償贈与」と呼ばれます。これは、指輪が妻の個人財産となるので夫に返却する義務はありません。
けれども、離婚した元夫が元妻に「結婚指輪と婚約指輪を返してほしい。返さない場合は、財産分与から指輪の代金を差し引く」と請求したケースがありました。この場合、指輪は夫婦の共有財産ではなく、元妻の個人財産なので元夫が勝手に財産分与から差し引くことは基本的にできません。
でもやっと離婚できたのに、また元夫と争うなんて嫌ですよね。そんなときは、弁護士に相談して家庭裁判所に調停を申し立てましょう。元夫との連絡は、弁護士がすべて行ってくれます。
費用は少しかかるかもしれませんが、「指輪を返せ」なんていう人だから、争いが長引くことは目に見えています。地域によっては、市役所や区役所で無料の離婚相談を行っているので活用しましょう。
結婚指輪・婚約指輪買取の無料査定を試してみよう
結婚指輪や婚約指輪を売るとき、ほとんどの質屋さんや買取店は無料で査定を行ってくれます。まずは、この無料査定を試しましょう。自分の指輪の価値はいくらになるのか知っておいて損はありません！
いろいろなお店で査定を試してみよう
結婚指輪や婚約指輪を高い値段で売りたいときは、いろいろなお店で査定してもらうのが一番です。私が結婚指輪を売るとき、初めて査定してもらった価格は4000円でした。それが、高い値段で買取してくれる買取店を見つけたときは、3倍の1万2000円にもなりました！
いろいろなお店で査定してもらうのは面倒かもしれませんが、手間をかけた分、良い結果は必ず訪れます！
お店によって買取条件が違う
無料査定をしてもらう前に、お店の買取条件を確かめておきましょう。私が初めて結婚指輪を買取してもらった質屋さんは、「結婚指輪は、金属としての価値しかありません」と一方的な対応でした。けれども、高い値段で買取してくれる買取店は違います。買取の価格に自信がある買取店は、次のような条件を設けています。
- 指輪に傷がついていても大丈夫
- 指輪に刻印がされていても大丈夫
- 指輪の鑑定書がなくても問題なく査定してくれる
- ノーブランドでも買い取ってくれる など
そのお店の買取条件は、ホームページで確認できます。買取に自信のあるお店ほど、高値で買取してくれる条件をアピールしているので、査定をする前にホームページを見ておくと良いでしょう。もし、ホームページに書いてあることと違っていたら、迷わずそのお店での買取をやめましょう。
便利な査定方法を選ぼう
シングルマザーはとても忙しいので、指輪を売りたくても時間がないかもしれません。私は、両親の実家に小さな娘と暮らしています。仕事はイタリア料理店で、ランチからディナーまで忙しく、仕事から帰ったあとはヘトヘトですw
そんな私でも、複数の買取店で査定してもらうことができたのは、便利な査定方法を活用したからです。「時間がない」「近くに買取店がない」というシングルマザーにとって便利な査定方法をご紹介します。
直接お店へ行って査定
近くに買取店や質屋さんがあるなら、一度行ってみると良いです。お店に行くことで、どのように査定しているのか様子が見られるし、直接査定する鑑定人とお話しができます。価格が不満で売るのをやめても、なんで安い値段になったかを聞くことができるので、次の査定の判断材料として活かせますよ。
買取店が近くにない場合は出張査定
自宅の近くに買取店がない場合は、出張査定のサービスを利用しましょう。自分の家に鑑定人がやってきて査定をしてくれます。「高価な品物だから、自分の目の前で査定してほしい」という方にぴったりのサービスです。
私が出張査定を試した時は、指輪だけでなく、母の着物や骨董品なども査定してもらいました。清潔感ある男性の鑑定人が丁寧に対応してくれたのでほっとしました。買取店によっては、女性の鑑定人をお願いすることもできるので、1人暮らしの方でも安心ですよ。
時間がないときは宅配査定
査定をする時間がない時は、指輪を宅配便で買取店に送って査定してもらうサービスがあります。宅配査定を申し込むと、梱包キッドが送られてくるので指輪を入れて返送するだけ。後ほどメールや電話で査定価格をお知らせしてくれます。お店によりますが、梱包キッドや送料が無料の買取店が多いので、査定前にホームページで確認しましょう。
宅配査定でトラブルに合わないための注意点
時間がない時に便利な宅配査定のサービスですが、高価な指輪を知らない買取店に送るのは少し心配だと言う方もいますよね。正直、私も初めて指輪を送るときは心配でした。そこで、安心して宅配査定を利用するために、気を付けておくべきポイントをご紹介します。
【宅配査定での注意点】
- 送料が無料かを確認
- キャンセル料や返送料の確認
- 配送中の破損・紛失の対応を確認
- 送り状は保管しておく
ほとんどの買取店では、宅配査定の送料を無料で受け付けています。ただし、お店によっては、買取をキャンセルした時に、キャンセル料や返送料が必要な場合があります。信頼できる買取店は、ホームページにキャンセル料や返送料についての記載があるので確認しましょう。
また、宅配便で配送中に破損や紛失をしてしまった場合の対応もホームページに記載しています。別途保険料が必要な場合があるので、合わせて確認しましょう。
最後に、宅配査定や買取が無事に終了するまで、指輪を送った送り状は大切に保管しておきましょう。万が一のトラブルの際、買取店に送った証拠となるので捨ててはいけません。
結婚指輪を少しでも高値で売る方法は？
指輪を売るとき、指輪をクリーニングしたり包装用の箱を合わせたりすると査定の価格が高くなる可能性があります。
査定前のクリーニング
指輪は、査定前にクリーニングしておくと良いでしょう。ダイヤモンドや貴金属に付いてしまった皮脂やハンドクリームなどの油分は、中性洗剤を数滴たらしたぬるめのお湯につけておき、柔らかいタオルで拭くと汚れが落ちます。
ただし、ダイヤモンド以外のエメラルドや真珠、トルコ石などは水分や熱に弱いのでお湯の温度や水に浸け過ぎないように注意しましょう。
ブランドものは包装用の箱が大事
有名ブランドで購入した結婚指輪・婚約指輪ならば、指輪を入れていた箱などがあると査定の価格がアップするかもしれません。
実際に査定してもらった鑑定人に聞いてみると、箱が無くても変わらないという買取店もありましたが、店側の本音としてはあった方が良いみたいですw
きちんと包装用の箱を保管していたら、合わせて査定してもらいましょう。
自分に合った結婚指輪の処分方法を見つけよう
結婚指輪や婚約指輪の処分方法は、いろいろあるかと思います。一番大切なのは、「処分してスッキリした」という自分自身の気持ちです。
私は、結婚指輪を買取店に売って処分をしました。それまで、なんとなく前に向かなかった気持ちが、指輪を処分したことをきっかけに切り替えられました。「離婚をした」という再確認とでもいうのでしょうか、すでに離婚は成立して小さな娘と実家に引っ越していたにもかかわらず、指輪を売ったときになぜか「やっと終わった」という気持ちになったのです。
こんな気持ちは私だけかもしれませんが、もし、残された結婚指輪や婚約指輪をどうしようかと考えていたら、自分が納得できる処分方法を見つけましょう！そのときは、絶対指輪を売ってしまうことをおすすめしますw
ちなみに、結婚指輪を売ったお金で両親にお寿司をごちそうして、娘には洋服を買いました。かなりささやかでしたが、みんな喜んでくれました。やっぱり、お金にすると気持ちがいいですよ！
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